スミレの花の構造

用語

はじめに

スミレは地上茎の有無や葉の形が様々で種によって大きく異なります。一方で、花の基本的な構造はどの種であっても変わりません。そのため、種までは同定できなくても、花を見ればスミレであることはすぐに分かるでしょう。この記事では、スミレの花の構造を紹介します。

花の基本構造

スミレの花は、5枚の花弁と5枚の緑の蕚片がくへんを持ちます。上方の2枚の花弁を上弁じょうべん、左右の2枚花弁を側弁そくべん、下方の花弁を唇弁しんべんと呼びます。唇弁の基部(後ろ側)は大きく後ろに突き出して「きょ」と呼ばれる袋状になっています。 唇弁や側弁には特徴的な縞模様(紫条しじょう)が入ることがあります。この模様は虫に蜜のありかを教える役割をしています。

まとめ

スミレの花の基本的な構造はどの種であっても変わりません。一方で、距の長さや側弁基部(付け根)の毛の有無など細かい部分がスミレの種を見分けるためのポイントでもあります。次にスミレの花を見つけたら、横から、正面から、後ろから、じっくりと観察してみるのも面白いかもしれません。

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